症例検討会を開催しました

平成29年11月13日福岡市医師会館で、症例検討会を開催しました。

福岡市精神科医会理事のなかにわメンタルクリニック 中庭 洋一 院長から

枢刺激薬を使わないで治療しているADHDと診断された二症例について報告がありました。一例目は、多動多弁でストラテラ、コンサータを使用してましたが、トーレット様で、manicと判断しリスパダールが奏功した症例です。二例目は、ずっとストラテラを処方されてましたが、検査を行い検査からは自閉症と考えられるが、経過、状態から軽度精神遅滞と判断して、ストラテラを中止して環境の調整を行っている症例です。

表面上の現象、検査結果から簡単に中枢刺激薬を処方することに対しての警鐘を鳴らす形の報告でした。

会員の皆様にはメイリングリストで詳細をお伝えします。

次回は平成30年2月19日に同じく医師会館で中庭理事から障害年金診断書の書き方について講演していただきます。

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